夜のサンマルコ寺院

人の少ないサンマルコ広場の夜、金色に光り上がるサンマルコ寺院はこの上もなく幻想的です。今ベニスは70年ぐらい前の街を見ることができます。

静かなベニス(2020)

夜のリアルト橋です。夏の間、例年よりはもちろん少ないのですが、ヨーロッパの観光客で、割と賑わったベニスでしたが、また最近、コロナヴィールス感染率が上り、観光客も少なくなりました。でもこんな静かなベニスも味わい深いものです。 facebook もご覧ください。

2019年、第58回ビエンナーレ

第58回 ヴェネツィア ビエンナーレ タイトル「MAY YOU LIVE IN INTERESTING TIMES」 数奇な時代を生きる? 期間 5月11日-11月24日 今年ビエンナーレは20周年を迎える。 世界状況はいつにも増して厳しいと言っていい。 こんな中で、ビエンナーレ、また芸術そのものの意味を問わずにはいられないという、ビエンナーレディレクター、バラッタ氏の意見は興味深い。 …………………………………….. 私たちの生きている現在が、タイトルが唄うように数奇な危うい時代であることは言うまでもない。特に今、世界の抱えている最も大きな問題は、闘争と環境変化に関する移民問題と一般的な思考の極端な簡素化だとビエンナーレ長、パオロ・バラッタ氏は断言する。 この危機の前で芸術は何をすることができるかと問う。 もちろん、芸術は政治ではない。世界に直接政治的に介入して現存を変えることはできない。 しかしツイッターや、ウエッブ界を支配するフェイクニュースや、簡素化単一思想の普及、批判能力の一般的な衰退があまりにも長く続いて、今現在過去にない社会変化が進行している中、単一思考、オーダーメードではない別の視点の存在を提示し、視野を広げることのできる空間を提供できれば、芸術はその意味を果たすことができる言う。 Ralph Rugoff氏が今回ビエンナーレのキュレーターとして選ばれた理由の一つはこの見解の共有性がある。 一方ではこのグロバリゼーションの時代に、国ごとに分けられたビエンナーレ会場自体が、もう時代遅れだと言うような批判もある中で、今年実際20周年を記念するビエンナーレは、一種の「道場」に変化することができるとRalph Rugoffh氏は言う。ここでは訪れた観客は参加者に変化する。今回のビエンナーレにははっきりしたテーマがない。それぞれ、正反対だったり、一緒になることができないようなテーマが共存し、同時にいくつもの解釈が可能であるような作品が展示されるだろう。好奇心にあふれ、知性に満ちたアーチスト達は、既成の観念を打ち破り、カテゴリーを排除し、確実だと受け入れられてきた主体を否定するだろうという。このマグマの中で参加者は「数奇な危うい時代に生きる」道を探索することができるかもしれない。 参加国 90カ国からの参加。今回、アルジェリア、ガーナ、マダカスカル、パキスタンは初回参加、ドミニカ共和国,カザキスタン共和国は今回初めて、それぞれのパビリオンを持っての参加。 コラテラルイヴェント Forte Marghera Ludovica Carbottaによるスペシャルイヴェント。 Arsenale sala delle armi Marysia Lewandowska によるスペシャルイヴェント ロンドンヴィットリアアルベルト美術館の協力

ヴェニスの年末と年始

2018年最後の日のチェノーネ(夕食会) イタリア人達にとっても大晦日は大事な日です。   普通の家庭ではこの日家族が集まって、長いチェノーネが8時ぐらいから真夜中過ぎまで続きます。ヴェニスの家庭の伝統的なメニューは、     トルテリーニスープ(トルテリーニは小さな餃子のようなものです)     魚の炭焼きあるいはオーブンで焼いたロースト肉     レンティッキア豆の煮物とコテッキーノ    (コテッキーノはサラミソーセージに似たもので2、3時間茹でます)     パネトーネとプロセッコ といった感じです。レンティッキア豆の煮物とコテッキーノは縁起もので、次の年お金が儲かると言います。12時きっかりに食べるパネトーネも新しい年が裕福な年であるようにという願いがこもっています。12時きっかりに栓が抜かれるプロセッコも不運から守る縁起のいいものとされます。 レストランでは伝統的なメニューではなく、それぞれ工夫したメニューが出されます。たいていのレストランではこの日食べられるのはチェノーネメニューだけです。ライブの演奏などもついていて、費用に制限がなければ素敵夜なが楽しめます。早めの予約が必要です。費用節約すると「うーん、これは…」という夜になりますから、要注意。 サンマルコ広場 大晦日の日は何と言ってもサンマルコ広場が中心です。 年にもよりますが、もう20時ぐらいから人が集まり始めて、21時ぐらいになると混み合ってきます。年によっては人並みで広場に行く道が制限されます。 みんなが待つのは何と言っても12時の花火です。 新年のカウントダウンの最後は何百本ものプロセッコが開けられます。 これも縁起のために、過去は空ボトルを床で割っていましたが、近年は禁止されています。 朝近くまで、広場は人が集まり続け、広場のカッフェも長く開いています。広場の近くにも朝まで開いてるカッフェもあります。 1月1日元旦 ちょっと日本の初参りのように、キリスト教者は、この日サンマルコ大聖堂にミサに行きます。普段はミサに行かない人もこの朝のミサには行く人が多いのが特徴です。実際この朝のミサは燦然とした黄金のモザイクの下でマジックな魅力があります。ただ観光客は入れないので、キリスト教者でない限り、残念ながら諦める以外ありません。このマジックな雰囲気を一部味わえるのが、「夜のサン・マルコ大聖堂特別ツアー」(http://www.venicevisit.com 参照)です。 フェーニーチェ劇場 新年コンサート 新年に欠かせないのが、このフェニーチェでの新年コンサートです。 早めの予約が必要です。 2018-2019年 指揮 Myung-Whun Chung ソプラノ  Nardine Sierra テノール Franceasco Meli ロマンチックヴェニス 冬の間だけ、それもこの時期だけ、ヴェニスは本当の姿を取り戻します。 奥へ、奥へと、細道や、橋を渡って、行き場所も気にせず、足の向くまま、歩いていくと、隠されたヴェニスの秘密を発見できす。新しい年を迎えるには、二人でこの隠されたヴェニスを歩くことをお勧めします。一人の人も自分を探して歩くには絶好の街です。

アルドマヌツィオ(アルドゥス マヌツィウス)展示会 /ヴェネツィアのアルネッサンス

ヴェニスは、ベッサリオン枢機卿から寄付されたギリシャの古典の宝庫でもあり、マヌツィオがヴェニスに来たのは偶然ではなかったわけですが、ヴェニスで、人文主義者、エルモラオ バルバロなどの教養の深い貴族たちに会い、教養深いベニスの貴族たちのための書籍の出版を考えるようになります。 ギリシャ、ローマの古典に対する憧憬がアルドŸマヌツィオを古典の出版に導きますが、りゅうつの量を革命した、出版された書籍のヴェネツィア、イタリアルネッサンスへの貢献は大きなものでした。   アルドŸマヌツィオが出版した書籍の特徴は、新しい文献学に基づいて、過去の書籍を校正し、オリジナルに近い書籍発行を探求したことと、同時に美的に魅力的な書籍の出版を目指したことです。また、今日で言えば、一種の文庫本と言ってもいい、持ち運びの簡単な小型書籍も発明します。これが経済的にも大きな成功をもたらしますが、以前にもまして書籍の流通のスピードを増すことにもなります。展示会では、ティツィアーノやパルマ イル ヴェッキオなどの手によるこの小型本を持った貴族たちの興味深い肖像画も見ることができます。 アルド マヌツィオの素晴らしい書籍だけではなく、この展示会のために今回集められたこうした絵画などもこの展示会の魅力の一つです。 期間:2016年3月19日から6月19日まで。 場所:アカデミア美術館 (1階) 時間:8:15-19:15(月曜: 8:15-14:00)

picture giovanni fattori

ジョワンニ ファットーリ 展示会/2015年10月242日から2016年3月28日まで(パードヴァ)

リボルノで1825年に生まれたジョワンニ ファットーリは、ヨーロッパでも最も重要な画家の一人です。 特にパリの印象派(イタリアではマッキアイヨリと呼ばれる)の影響を受けたころの作品が有名ですが、風景画家としても有名。彼が愛したマレンマの田舎の風景は痛みを感じるほど美しいものです。   パードヴァのPalazzo Zabarellaでは、常に質の高い展示会が行われますが、今回100以上のジョワンニ ファットーリの作品を集めての展示会。ヴェニスにこの時期いらっしゃる方には見逃せないものです。 Palazzo Zabarella (Padova) Via degli Zabarella 14 Padova 期日/2015年10月242日から2016年3月28日まで 時間/火曜日から日曜日まで9:30-19:00(18:15-最終入場)12ユーロ/人

Carnival in Venice

ヴェネチアカーニバル 2016年、1月23日から2月9日

今年のカーニバルはヴェネチア人たちのカーニバルだと市長ブルニアロ氏は宣言しました。今までは観光客が主人公のカーニバルだったのを今年からはもう一度昔のようにヴェネチア人たちの参加を呼びかけ、ヴェネチアのカッレ(細道)のあちこちで行われる町全体のカーニバルにしたいというのが意向のようです。 今年のテーマは「アルティとメスティエレ」(ギルドと職人仕事)。広場ではベネチアの伝統工芸に対するテーマが深めれます。 ヴェニスは普段でもマジックですが、この時期夢の中の国に変化します。

Doge palace

ドージェ宮殿、特別観光コース

ヴェネツィア共和国の歴史と文化を知るためには必見の場所です。 所要時間2時間 (もちろん短時間観光も可) ドージェ宮殿の中を共和国の時代を追いながら、ゆっくり回ります。 ドージェの住んでいたアパルトメンとでは、今「食べ物とヴェネチア」の展示会も行われています。

inside of Dogana Venice with exhibition

ヴェニス現代アートポイント

税関(dogana) : 安藤忠雄のデザインで、このかっての税関と塩の倉庫が、コンテンポラリー美術の展示場として、絶好の場所になりました。安藤の修復も格別ですし、最先端を行くFrancois Pinaultコレクションはコンテンポラリーアートだけが導いてくれる特別な空間を味わえます。 Grassi 邸 : これも興味深い Francois Pinaultコレクション。 グッゲンハイム美術館: 今では、もうクラシックと言っていいペギィーグッゲンハイムコレクション。コンテンポラリー美術の始まりを知るためにも、必見のコレクションです。  ペザロ館 : ヴェニストヴェネト地方を中心とした、味わい深い1800年代の作品を網羅している現代美術館です。